なぜか流行った「あなたは猫になれるかチャレンジ!」
話は2016年11月25日の午後11時30分にさかのぼる。
私「たま」は眠かった。そろそろ寝ようかな、そう思っていた。
しかしなぜかその手は「診断メーカー」というサイトを開いていた。
久し振りになんか作ってみるか。でも眠いし短い時間でパパッと作れる奴にしよう。
五分後、「あなたは猫になれるかチャレンジ!」という診断が出来ていた。
あー、なんだこりゃw 絶対流行らないわ、これw
そう思いながら就寝した。
次の日の朝、起床した自分は何気なくサイトを開いた。
えっ? あれ? 診断回数1000超えてる!?
診断メーカーでは投稿された全ての作品の中で流行っている作品に「HOT!」、最近投稿された作品の中で流行っているものには「PICKUP!」という表示が出るのだが、そのPICKUP作品の中で1位になっていた。
自分の素直な感想は「なぜ?」だった。
困惑したまま、その後はお昼まで忙しくて手が離せず、ネットを見ることも出来なかった。
ようやく数時間ぶりにTwitterを開いた私は我が目を疑った。
なんかTwitterのトレンドの一番上に「#あなたは猫になれるかチャレンジ」が載っていたのである。もちろん診断メーカーのHOT、PICKUPも1位になっていた。
ハッシュタグから検索してみると、最近テレビに出演されている人気の将棋棋士「ひふみん」こと「加藤一二三」先生、他にも幾つかの「企業の公式アカウント」がこのハッシュタグを使ってツイートしてくださっていた。
( ゚д゚)ポカーンとなった。
確かに猫は人気があるし、猫っぽいアイコンを使っている人も多いから(私がそうです)思っていた以上に好評頂いたのだろうか。
なぜこれが流行ったのか正直自分でもよくわからない。
でも診断って実はそういうものなのかもしれない。
時間を掛けて作ったものが流行るとは限らないし、運と言ってしまえばそれまでだけど、「一般的から外れ過ぎず、でもユニーク」みたいな絶妙なバランス感覚も必要なのだと思う。
それがわかっているなら作った診断が全部流行りそうなものだけど、世の中そう甘くない。自分では面白いと思ったものが通用しないことの方が圧倒的に多いのだ。
だからこそ診断作りは面白い。
ちなみにこれを書いている現在診断回数は7万9千くらいになった。ホント、何がウケたのかよくわからない。
最後に私の診断結果のツイートをお見せしてこの話を閉めようと思う。
たまさんはすでに猫です。
#あなたは猫になれるかチャレンジ
https://shindanmaker.com/681579
ですよねー。