異能の天使
はい、たまです。
今回ご紹介するツイッター診断はこちらです。
あなたにとっての天使は誰?
http://appli-maker.jp/analytic_apps/58367
あなたにとっての天使は誰か予想する診断です。
ではやってみます。
👼Aさん
👼Bさん
👼Cさん
👼Dさん
👼Eさん
👼Fさん
👼Gさん
Aさん、などはフォロワーさんのお名前です。
みんな、天使。
では続いてこちらの診断をご紹介します。
あなたが主人公の異能バトルを書いたらこうなった!
http://appli-maker.jp/analytic_apps/61713
あなたが主人公の異能バトル系の物語を書いたらどうなるか、ツイートから予想する診断です。
ではやってみます。
イベントー!
そんな声だった。
横浜のファミリーマートに来ていたたまは思わず、そこで買ったばかりの宇宙人を落としてしまった。
まさか、あの異様な叫び声は……。
外に飛び出すと「そいつ」は居た。
おしるこのような上半身と窓ガラスの下半身を持つ怪物。
それは数年前からこの世界に現れた、通称「マウスカーソル」と呼ばれる異形の怪物、人類の敵だった。
まだ距離はある。早く逃げないと。
そう思った瞬間、たまは「あるもの」を見てしまった。
逃げ遅れた子供が座り込んで泣いている。
考えるより早くたまの身体は動いていた。こちらに向かって逃げてくる人々の流れを掻き分けて子供の元に向かった。
「さあ、君、早く逃げよう!」
たまが子供の手を引いて走ろうとした瞬間、目の前が急に真っ暗になった。
顔を上げるといつの間にか巨大な怪物が道を塞いでいた。
やられる! そう思った瞬間だった。
「歴史上の人物スマッシュ!」
突然の叫び声と共に怪物は吹っ飛んだ。
「あ、あなたは!?」
目の前に現れた人物にたまは声を掛けた。
「私はアン。ーグッズチャーハンの者だ」
ーグッズチャーハン、それは異能の力に目覚めた者たちの組織で「マウスカーソル」と対等に戦える唯一の存在、人類最後の希望だった。
「ありがとうございます!」
「礼はいらない。その子を連れて早く逃げろ」
「あ、はい!」
たまは子供の手を引いて走り出した。
しかし怪物はそれを見逃さなかった。
ありえない程の跳躍。軽々とアンを飛び越えて、走る二人の背中にそいつは一瞬で追い付いた。
「しまった! はあっ!」
アンは跳んだ。
どーん!
大きな音。振り返ったたまが見たものは倒れたアンの姿だった。
そんな……。私たちをかばって……。
立ちはだかった怪物。倒れたまま動かないアン。絶体絶命。
その時だった。たまの頭の中に声が響いた。
『力が欲しいか』
だ、誰だ!? でも怪物は今にも次の攻撃を繰り出そうとしている。選択の余地はなかった。
「欲しい! なんでもいい! こいつを倒す力が欲しい!」
『では唱えよ! 力の言葉を!』
声に従い、たまは頭に浮かんだ言葉を叫んだ。
「幻惑の猫さん!マウスカーソルの盟主!亡国の令和!慣性の法則の狂王!今こそ水まんじゅうの絵の世界へ!!」
なっ!? なんだこれは……!?
「マイクラ」の力が身体にみなぎってくるのをたまは感じた。
怪物が腕を振り下ろす。たまはそれを軽々とかわし、攻撃に転じた。
「マイクラストーム!」
その一撃で跡形もなく怪物は消えた。
たまは急いでアンの元に駆け寄った。
「大丈夫ですか!」
「ああ、何とかな」
そう言いながらもアンは苦痛に顔を歪めていた。
「今、救急車を……」
「……それより、君は今、『力』を使ったな?」
「えっ! 今のが『力』……?」
「目覚めたのだな、君も。ようこそ、『ーグッズチャーハン』へ」
こうしてたまの戦いの日々が始まった。
続く?
組織名、どうにかなりませんかね?
では今回はこの辺で。
また次回。